
日本には数多くの薬剤師サイトが存在しますね。
一体どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いんじゃないですか?
そんな私も転職サイトで迷った一人です。今回はここ、ファーマ神殿に薬剤師転職のプロが居ると聞いて尋ねてみました。
登場人物紹介

ファーマ神殿神官長
齢89,314のファーマ神殿神官長。
ずば抜けたヒアリング能力と的確なアドバイスで、働く薬剤師の能力を最大限引き出せる環境を提案している。

子育て魔法使いビアンコ
子育て真っ最中の現役薬剤師。
薬剤師としての転職歴は過去1回で、今回子どもが出来たのを機に、もう少しフレキシブルに仕事が出来る環境を探している。

キャリアアップ戦士ライオス
院内薬局勤務8年目の現役薬剤師。
院内薬局で仕事をしていたが、今後のキャリアアップを考えて不安になり、転職を現在検討中。
薬剤師ってどんな仕事なの?

薬剤師は資格があれば一生できるけれど、色々な職場や雇用形態があるみたいだわ。
私も今までフルタイムで薬局薬剤師として働いていたけど、出産したのでもう少しフレキシブルな形で仕事がしたいと思っているんです。
そんな形の働き方でできるんでしょうか?

そうじゃな、薬剤師という資格があれば色々な働き方ができるのも薬剤師の良いところじゃ。
大きくわけると薬剤師の職場は4つに分かれるのじゃよ。
代表的なのはビアンコの努めている調剤薬局、街中にあるドラッグストア、地域の病院、製薬会社や知見業界などじゃ。
調剤薬局では調剤業務や服薬指導、薬歴管理が主な業務内容になるのじゃが、従来は調剤業務が主であったが、2016年の診療報酬改定で「かかりつけ薬剤師」という制度がスタートしたんじゃよ。2025年までにはすべての薬局が「かかりつけ薬局」に再編される予定になっとるんじゃ。
そして2035年までには薬局の中でも大部分の「門前薬局」は地域の人が通いやすい場所に移転すると言われているんじゃ。
そうなると今ビアンコのように薬局に勤めている薬剤師は、近い将来勤め先が「かかりつけ薬局」になり、先ほど紹介した「かかりつけ薬剤師」に転換を求められる場合もあるんじゃよ!

えー!それでなくても忙しいのに、「かかりつけ薬剤師」になったら普段の仕事はどうなるの?

僕も現在院内薬局で働いているんだけど、その「かかりつけ薬剤師」が気になっているんだぜ!

まあまあ、二人とも慌てないことじゃよ。
まずはビアンコの疑問じゃが、「かかりつけ薬剤師」になれば患者さんの処方箋を一元管理する、医師などの医療従事者に対して薬の専門的なアドバイスをしたりするんじゃ。
そのため薬剤師としての専門性を存分に生かすことができて、幅広い調剤の知識が身につくんじゃ。
ライオスはキャリアアップを目指しているんだから検討してみると良いんじゃよ。
ただし、「かかりつけ薬剤師」になるには薬局での勤務が3年以上あり、一つの薬局で週32時間以上勤務して、その薬局に半年以上在籍していることや認定薬剤師の資格を習得することが必要なんじゃ。
ライオスはキャリア的には問題ないようじゃが、ビアンコは仕事量を減らしたいじゃろ?だからこのような働き方は少し難しいかもしれないんじゃろう。
その代わりドラッグストアや病院でパートとして働く方法、派遣社員になって週3~4日働く方法など子育てと両立して働く方法は色々あるんじゃよ。

今まで常勤でしか働いたことがなかったけど、いろいろあるんだわ。

僕もキャリアアップ目指して年収アップを考えていたけど、どんなキャリアを選んだらいいか迷っていたけど、少し固まってきたかも、だぜ!

ははは、ライオスは単純じゃな。薬局以外なら製薬会社や治験業界もあるんじゃ。
中途採用としては管理薬剤師、学術・DI、臨床開発モニター、治験コーディネーターといった職種があるんじゃ。
キャリアを積むにしても色々な職場や働き方があることを二人とも知っておくと便利じゃ。
どうやって薬剤師の求人を見つければいい?

神官長様、薬剤師の幅広いお仕事はわかりましたが、薬剤師の求人自体はどうやって探せばいいのでしょうか?

良い質問じゃな。実は求人サイトと一口に言ってもいくつか種類があるんじゃ。
まずはよく目にする転職サイトという形のもの。これは登録企業が求人情報を掲載するものじゃが、企業の掲載料で成り立っているサイトのことじゃ。
自分のペースで活動できるし、希望しない企業に応募する必要もないんじゃ。
ただし一般的な転職サイトと違い、薬剤師は資格を取得しているということもあり、薬剤師向けの転職サイトはキャリアアドバイザーが付くケースがほとんどなんじゃ。
そして電話でアドバイザーがヒアリングするということが多いんじゃ。
もちろん東京都内なら面談という方法もあるが、主要都市以外なら電話でのヒアリングのみが普通なんじゃよ。またこのような転職サイトにも色々な種類があるんじゃが、それは次のコラムで紹介するとして、転職エージェントについて解説するんじゃが、知っているかの?

僕も最近転職エージェントの存在が気になっていました。
転職サイトとはあきらかに違うということはわかっていたけど、どう違うんだろう?

そうじゃな、転職エージェントは人材紹介会社であり、登録すると一人ひとりに担当が付いて色々な相談に乗ってくれるんじゃ。
転職を希望するライオスやビアンコと企業をつなぐ架け橋になって、両方の利益のために動くのが転職エージェントなんじゃ。
そして転職エージェントは転職を相談する側からは報酬をもらわず、企業から入社が決定したら報酬をもらう仕組みなんじゃ。
ここに登録すると非公開求人の紹介が受けられたりするんじゃが、デメリットもある。それは自分の担当の転職アドバイザーによっても転職活動の成否が決まってしまう場合があるんじゃよ。

ええ!非公開求人が良いなあと思っても、その転職アドバイザーの力次第で決まることもあるってことなんですか?それは困るんだぜ!

そうとばかりも言えないが、その傾向があるようじゃ。
転職サイトも転職エージェントもどちらもメリット・デメリットがあることをよく知ってほしいと思うんじゃ。
2人とも現在現役で働いているんだから、薬剤師紹介サイトと呼ばれる転職サイトを活用したほうが 便利な場合が多いんじゃ。
実はそれには理由があるんじゃ。転職する薬剤師の約7割近くがこの転職サイトを利用しているからなんじゃ。
それには先ほどの、働きながら仕事を探すには想像以上に重労働であること、薬剤師転職サイトなら担当のキャリアコンサルタントからサポートを受けられるんじゃ。
日程調整などもしてもらえるんじゃよ。

私のように週3日程度の仕事を求めていても相談に乗ってくれるんですか?

大丈夫じゃよ。大手転職サイトならキャリアコンサルタントがその薬剤師にあった企業や転職先を紹介してくれるんじゃ。
何かと忙しい薬剤師のために調べものや必要な作業を最小限にしてくれるんじゃ。だから7割の薬剤師が使っているんじゃ。

なるほど!一見転職エージェントのほうが良いように見えましたが、転職サイトも色々なメリットがあることがわかりました。
頑張って転職考えてみるんだぜ!

そうじゃな。
次のコラムで転職サイトの種類について解説するからよくみんじゃよ。

はーい!
どんな転職サイトがあるの?

私は子供がいるので転職する先も限られると思うんです。

だからなるべく自分に合った転職サイトの見方を教えて欲しいんです!
そうじゃな。転職サイトはいくつかのパターンがあるんじゃ。
例えば求人一覧か求人を探す『ジョブデポ薬剤師』のパターンがあるんじゃ。
これは薬剤師に絞らず一般的な求人が掲載されており、絞り込み求人をすることで求人を探すことが可能なんじゃ。
もちろん薬剤師というキーワード、働く地域、育休の有無など細かい設定をして求人を探すことができるんじゃよ。また大手のリクナビ薬剤師・ファルマスタッフなどは他のサイトでは公開していない非公開求人を掲載しているサイトもあるんじゃ。
リクナビ薬剤師は知っての通りリクルートが運営している薬剤師専門の求人サイトじゃが、営業力が強い会社でもあるので非公開案件が豊富だとも言えるんじゃ。
またファルマスタッフは日本調剤の子会社が運営しているんじゃが、ビアンコのように派遣やパートを探すならこのファルマスタッフがお勧めじゃ。
実際ファルマスタッフは日本調剤が親会社でもあるから薬局の内部事情に精通しておるというメリットもあるんじゃ。それに派遣を考えたら業界トップクラスのファルマスタッフは強いんじゃよ。

なるほど。派遣の薬剤師の数も重要なんですね。よくわかりました!

フォローしておくと、ファーマキャリアやファルマスタッフはサイトまで転職エージェントが一緒に活動してくれるんじゃよ。
それも選択する目安じゃよ。ファーマキャリアも親会社は最大手の調剤薬局チェーンのアインファルマーズじゃよ。薬局の事情に詳しいということも選択肢の一つじゃよ。

わかりました!
色々挑戦してみようと思います!
転職エージェント?非公開求人ってなに?

色々な転職サイトがあることがわかりました。
でも不思議なことがあるんです。それは転職エージェントの存在とそこで公開される非公開求人の存在です。
転職サイトとどう違うのかわからないんだわ!

うむ。そうじゃな。転職サイトと転職エージェントは違うことがわかったし、転職エージェントは実は成果報酬型なので、リスクが少ない転職方法とも言われているんじゃよ。
転職サイトの一番の優れた点は「自分のペースで転職活動ができる」という点じゃが、転職エージェントの最大のメリットは「専任コンサルタントが付く」ということなんじゃ。
この人が転職する人の強みなどを見つけ出し、最適な求人を紹介するので転職してからのミスマッチを防ぐことができると言われているんじゃ。

へえ!ではやっぱり転職エージェントがいいじゃないかともうんだけど、どうなんだろう?

そこじゃな、問題点は。転職エージェントで扱われるメリットは普通の転職サイトで公開されていない「非公開求人」というものを持っているんじゃ。
これは転職サイトが広く人を集めてマッチングした人を探るという方法に対して、「企業が求める人材だけ」にピンポイントを当てて選択して入社させたいからなんじゃ。
ある意味転職する希望者にとっても薬剤師を欲しい職場や仕事、企業を選ぶことができるので、無駄がないと言われているんじゃよ。

じゃあ、私みたいなパートや派遣を選びたい薬剤師は転職エージェントじゃない方がいいのかしら?

そうとばかりも言えんが、気楽に自分のスケジュールで選択するなら転職サイト、エージェントはどちらかというとライオスみたいにキャリアアップを考えている人材には向いていると言えるんじゃよ。
ビアンコは働き方に注目しているんじゃろ?それなら派遣やパートといった沢山の紹介をしてもらえる派遣専門の転職サイトのほうが良いかもしれんのじゃ。
それに最近は薬剤師も沢山の職場や仕事があるので、ライフプランによっても転職回数がふえているんじゃよ。
そこに転職エージェントが入って、確実にマッチしたサイトに転職できるということから最近は人気が高くなっているんじゃ。
キャリアアップ、年収アップを考えている薬剤師にとっては主流になりつつあるとも言えるんじゃよ。

うーん…。そうなるとどうしたらいいだろうか?迷うんだぜ!こんなに沢山あると…。

そこでじゃ、次のコラムで自分に合った薬剤師紹介サイトについて具体的に解説するのでよく聞くんじゃよ。

待ってましたー!
自分にあった薬剤師紹介サイトの活用

なんだか僕もすぐ転職活動したくなったぜ!

そうね!
今よりももっと良い職場があるような気がしてきたわ!

皆に合った職場は絶対探せると思うんじゃが、そのためには自分に合った薬剤師紹介サイトを利用すべきなんじゃよ。
薬剤師紹介サイトでも紹介したように、まずは自分で自由に選びたい、どんな傾向があるのかを知りたいならジョブデポ薬剤師のように沢山の一般求人が掲載されている薬剤師紹介サイトを利用してみるのも手じゃよ。
またライオスのように他の求人にはないハードルが若干高めでも高待遇な求人を探したいならリクナビ薬剤師やファルマスタッフを利用してみると良いのじゃ。
そしてビアンコのように派遣やパートといった働き方に特化したり、転職が初めてで不安な場合はファルマスタッフが向いておるんじゃよ。

なるほど!
色々あるけど、キャリアや給与がアップしたい、もっと上の仕事をしてみたいなら リクナビ薬剤師やファルマスタッフが向いているんだぜ!

そうね、私は転職が初めてじゃないけど、働き方にこだわりたいからファルマスタッフにまずは登録するわ!

そうじゃな、自分にあった転職サイトを選ぶことがまずは大切じゃ。そして複数登録している人もいるみたいじゃが、複数登録するとその対応も大変になることもよく考えて選択すると良いようじゃな。

わかりましたー!
【まとめ】

転職サイトのバリエーションや転職エージェントは自分の転職活動をどのようにしたいのか、どんなところに転職したいかによって選択すると良いのじゃよ。
よりハイグレードな転職を求める、確実なマッチングがしたいなら転職エージェントを利用するもの一つの手じゃよ。
一方働きながら納得がいく転職を転職エージェントと一緒に探す、働き方にこだわるなどをするならそれに向いた転職サイトに登録することをお勧めするのじゃ。
いずれにしても自分に合った転職サイトを選択してほしいのじゃ。成功を祈る!

